実践起業塾《ライト版》
【STEP1 事業計画】supported by B.U.R.T.

起業を決意したら、事業の内容、アイディアを整理し、事業コンセプト、方針、戦略などを明確にして事業計画書を作成することが重要です。
実践起業塾・BURTライト版では、実践起業塾の各業種別コースのBURT アプリをベースに事業計画策定に必要と考えられるコアな部分をピックアップし、業種に関係なく利用できるようにしたアプリです。
実践起業塾・BURTライト版は、事業計画、収支計画、起業スケジュールの3つのパートから構成されています。

事業計画ガイダンス

【1】事業計画

事業内容を整理して、事業計画を作ろう

あなたのビジネスについて事業内容を整理し、事業計画を作りましょう。
ここでは事業コンセプトを明確にするため、以下の8項目について整理していきます。

  • ①会社の概要
  • ②経営方針
  • ③商品/サービスのコンセプト
  • ④顧客/ターゲット
  • ⑤事業環境
  • ⑥具体的な商品/サービス
  • ⑦マーケティング
  • ⑧必要取引先

それぞれの詳細項目について記入し考えをまとめましょう。

①会社の概要

このセクションでは会社名/屋号や、事業形態など会社の概要を記入します。

会社名/屋号は、事業の内容やコンセプトをイメージして頂いたり、Webサイトでの検索にも重要だったりします!

また、会社名/商号の決め方には一定のルールがあります。使用できない記号や、法人の場合、会社の種類を入れることに留意し、類似商号の調査なども調べましょう。

会社名/商号を決めるときのルール
<使用できる文字>
漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、アラビヤ数字、一部の記号(&(アンド)、’(アポストロフィ)、 , (コンマ)、ー(ハイフン)、. (ピリオド)、・(中点))

<会社の種類を入れる>
株式会社や合同会社という種類を、商号の前か後に入れる

※同一住所、同一商号は利用できません

用語をチェック!

【事業形態】
株式会社や合同会社などの法人と、個人事業主などの事業形態があります。
それぞれメリット、デメリットがありますので、
あなたの事業にあった事業形態を選びましょう!
個人事業主で起業し事業規模が大きくなったところで法人成りとする考えもあります。

メリット デメリット
株式会社 社会的信用が高い
資本金を集めやすい
節税関係
設立費用が高い
登記など手続きが複雑
税務申告など手続きが複雑
合同会社 株式会社と比べ設立費用が安い
配当金分配比率が自由
決算公告は義務でない
株式会社と比較し信用度は
少し低いイメージを持たれる
意思決定関係
個人事業主 設立の届け出などが簡易
設立費用が抑えられる
法人に比べ、税務申告が簡易
法人と比較し信用度は低い
イメージを持たれる場合がある
節税策が乏しい

②経営方針

このセクションでは経営方針を考え、記入します。

起業するにあたって、経営理念や方針(ビジョン)を明確にすることはとても大切です。
事業を営んでいく中で、立ち止まり、進むべき道に迷った時、経営理念、方針に立ち戻り、考え再び歩みを進めるきっかけになるでしょう。
ここでは、

  ・事業開始の動機
  ・経営理念
  ・事業方針

について、記入しましょう!

起業しようと考えた想い、ミッション、ビジョン
を言葉にしよう!

③商品/サービスのコンセプト

このセクションでは商品/サービスのコンセプトを考え、記入します。

あなたの事業において提供する商品やサービスの特徴や強みを明確に、記入しましょう。

商品やサービスの特徴や強みを表す言葉を使って、
魅力を説明しよう!

④顧客/ターゲット

このセクションでは顧客/ターゲットについて考え、記入します。

あなたの事業における顧客/ターゲットをイメージしましょう。
年齢、性別、地域、行動などでお客様をカテゴリーごとに分類して、あなたの事業のお客様にふさわしいターゲット像を絞りこみます。

カテゴリ分類
年齢と性別、職業と収入、家族構成、住居、地域、行動範囲、暮らし、性格、趣味、所有しているもの、関心ごと


具体的なターゲットを絞り込む

絞り込むターゲットは一つでなくても構いませんが、
広げすぎるのは禁物です!

⑤事業環境

このセクションではあなたの事業を取り巻く環境を明確化し、記入します。

想定営業エリアにおける競合他社を洗い出し、あなたの事業とベンチマーク(ライバルの事業調査)を行うことが必要です。
その結果から対策を明確にしましょう。

そして、差別化のポイントを短い文章で3つほど記入します。
(あなたの事業の強み、他社にはできない商品・サービスなど)

想定するマーケットと、事業所の立地条件・特性を明らかにして、記入しましょう。

顧客/ターゲットを絞り込み、事業環境を明確化し、自社の競争優位性を考えることが事業計画を作成する上でのポイントと言えます。

 ○: 自社にできて、競合にできない、顧客が望むことや、
 *: 自社の強みが生かせ、これから顧客を引き込めると考える領域

これまでの検討結果を踏まえて、6の具体的な商品/サービスと、7.マーケティングへ

3C分析ツールで検討しよう!

⑥具体的な商品/サービス

このセクションでは商品/サービスのコンセプトを考え、記入します。

前のセクションで明確化した内容も踏まえて、主力商品/主力サービスが何なのかを記入しましょう。

また、その商品/サービスの価格と競争力についても考えまとめましょう。

価格構成は次の収支のパートの売上、利益を
算定するのに重要!

⑦マーケティング

このセクションではマーケティングに関して具体的な内容を、記入します。

顧客となっていただけるターゲットに、どのように認知していただくかはとても重要です。
Webサイト、SNSなど宣伝・販促の具体策をまとめましょう。

起業直後は、マンパワー的にも全ての販促活動をあなたとスタート時のスタッフだけで行うのは難しいことも考えられます。外部との協力関係も含め、営業方法/販売経路を記入しましょう。

どうやって顧客を開拓するのかを検討して、顧客開拓施策を明確にしましょう。
その他、明記しておくべき内容があれば、その他に記入します。

マーケティングはビジネスを進めていく上で、
最も難しくそして重要な項目と言える!

⑧必要取引先

このセクションでは販売先、仕入先、外注先など取引先について検討し、記入します。

事業を進めていく上で、必要な取引先を、販売先、仕入先、外注先ごとに整理してみましょう。
必要なリソースはそろっているでしょうか?
仕入先は1ヶ所だけでなく、複数と取引することにより、仕入れ値の交渉で優位に立つことができる環境を整備しておくことも必要です。

取引先について複数のリソースを検討しましょう!